京都・やきもの倶楽部

            ■ 会員紹介


陶芸家・会員の横顔………陶芸への想い
  今井 眞正  (陶芸家・京都府)
 やきものは億万年をかけて、風化や浸食、堆積といった地球の営みが生み出した土を、再杓熱の炎にさらすことによって生み出されるものです。地球の歴史のほんの一部分を生きる私たちにとって、やきものを創るということは1人の人間が生きた痕跡をより永い間とどめておく一つの手段だと考えています。 人間が創り出すものの中で最も頑強に風雨に耐えるものの一つであります。
 私は、日本人として、また21世紀に生きる人として、その育まれた環境や、気持ちや同時代に生きた人たちとの営みをカタチの中に込め、後世に残したいと考えております。


    今井 眞正 MAKIMASA IMAI
     1961 京都生まれ
     1988 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
     2002 京都市芸術新人賞受賞
     2008 “京都工芸の精華”エスパス ドゥ ベルタンポワレ・パリ
     2010 2010 SALON SNBA“JAPONESE MODERN”カルーゼル ドゥ ルーブル・パリ
     2011 “第1回中国高嶺国際陶芸展”中国景徳鎮陶磁博物館
     2013 “京焼の用と美”ケルン手工業会館・ドイツ
        “京焼・美と創造展”パリ日本文化会館・フランス
        “京都工芸の精華展”信州高遠高原美術館・中信美術館、
           ベトナム美術館・ハノイ
     2014 “京焼歴代展”京都市美術館
     2015 “琳派400年記念展”京都文化博物館
        ほか各地にて個展・グループ展多数開催

     京都工芸美術作家協会理事、広島市立大学芸術学部非常勤講師、
     財団法人京都花鳥館評議員、工芸京都同人














                               「鶴」





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