京都・やきもの倶楽部

            ■ 会員紹介


陶芸家・会員の横顔………陶芸への想い
  岡田 智生  (会員・愛知県)
 陶芸を始めて10数年。土と炎の芸術に魅せられ、六古窯の瀬戸・常滑・信楽・備前のやきものを中心に、日々作陶しています。器は使ってくれる人がいてこそ、生きるものだと考えています。思わず手にとって、あなたの暮らしに生かしてもらえる器づくりを心がけています。
  作陶を始めて5年目ぐらいから「京都陶芸アマコン大賞」に何度か入選させていただきました。「アマコン大賞」がなくなり、新たな活動として「京都・やきもの倶楽部」の発足に伴い、入会をお誘いいただきました。長い歴史の伝統工芸がたくさんある京都という土地で「やきものを学べる」ということに、とても魅力を感じました。 早いもので、「やきもの倶楽部」の活動も8年目に入りました。会員の方と何度か話題にしてお話をさせていただきましたが、この倶楽部の特徴として、会員のアマチュア陶芸家の作品をプロの陶芸家の先生方に批評していただけることです。時にやさしく作品を誉めていだき、時に辛口で作品の欠点を厳しくストレ−トな意見で批評されます。この事がアマチュア陶芸家にとって、とても勉強になります。批評の後、技法や作品についての疑問や問題点にも、ていねいに答えていただけます。会員として本当にありがたいことですし、会員を続けている最大の理由です。先日、「第4回京都・やきもの倶楽部作品展」が開催され、先生方には来年度の作品展への宿題をいただき、作陶に意欲を燃やしている今日この頃です。これからも精進していきたいと思います。


「さくら志野 うつわ」




「かわいい うつわたち」


「灰釉大皿 蟠龍(ばんりゅう)」



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